金のつむぎぐるま

紡ぎと絵本シリーズ第2回

毛皮ひめ

毛皮ひめ

シンデレラ物語の一つだそうです
グリムの「千枚皮」に似ていると訳者の松井るりこさん


この話は長いので簡単に・・・・



早くにお母さんをなくしたお姫様は、
強欲で鬼のような王様のところにおよめにいくことに・・・・
でも賢い姫は考えます


そして父親に無理であろうある願いをしたのです



絶対に無理なねがいはかなわないと思っていたの・・・・・

ところが、父親はすぐに約束のものを用意してしまったのです


けれどもお姫様はとっても賢く、勇気のある人なのです!
ちいさな3つのくるみにすべてを入れて、千枚皮の上着を着て、出てゆきました

そのときの一つ、お母さまのかたみの金のつむぎぐるまが見えますか?


疲れて深い森の中で寝ていると・・・・

ある国の若い王に見つけられ、お城の料理番になるのでした


さて、ここからは、シンデレラと同じようにこっそり変身して舞踏会に行くのですね〜



でもこの賢いお姫様は、それだけでなく、
いろいろと若い王にさりげなくメッセージを送るのです

おいしいスープの中にそっと入れてね・・・


その3回目のメッセージが金のつむぎぐるまだったのです


もちろんめでたしめでたし・・・・です


表紙カバーに載っている松井るりこさんの訳者のことばもいいですよ!!


でもつむぎぐるまって、ヨーロッパでは何かメッセージ性があるのでしょうか?