何気ない毎日

にぐるまひいて

にぐるまひいて



先日の絵本です。
私の大好きな絵本のひとつです。

ある家族の何気ない一年が描かれている・・・・というもので、
なにか事件が起きたりすることもありません。
なので、子どもたちにとって、おもしろい絵本ではないのかもしれません。


でも読み聞かせをする私の好み優先!!で、このくらいの時期になると大きなクラスの子には読み聞かせをしています。



昨年の冬のこと。
この絵本を読み終わると
「あ〜、たのしかった〜」とため息まじりに言った女の子がいました。
その女の子は、フェルト作りや、指編み、機織り、段ボールの手作りリリアン・・・・となんでも一緒に楽しんできました。

きっと絵本の中に入って、一緒に刺繍をしたり、ろうそくを作ったりしていたのだろうと思います。(私も!!)


読み聞かせをしていて、子どもと共感できる瞬間は本当にうれしいものですが、この絵本でも共感してくれる子がいたとは・・・・。

この大好きな絵本が更に自分にとって大切な絵本になった瞬間でした。

ほら、こんなふうに毛刈りもしてるんですよ!